★★スコーレ・マスターズ通信★★ 第10号
平成17年7月25日
マスターズ会員総会・
宿泊研修 特集号

スコーレ・ マスターズ
平成17年度 会員総会・ 宿泊研修開催

 53名 が 参 加 !

 平成17年度のスコーレ・マスターズ宿泊研修が6月11日(土)・12日(日)の両日、昨年と同じ箱根湯本ホテル別館にて開催された。
 6月11日(土)曇りがちの天候の中、13時集合にもかかわらず、12時30分前から参加者が集まり始め、13時の集合時間には参加予定者全員が受け付けを完了し、予定より 10分早い13時 20分よりオリエンテーションを開始した。
 今回のスコーレ・マスターズ宿泊研修実行委員長、三橋克興スコーレ・マスターズ代表幹事より、本年の宿泊研修はスコーレ創立25周年記念の年に当たり、本部から永池会長・田中常務理事・小川本部長、特別ゲストとして財団法人聴覚障害者教育福祉協会顧問の今西孝雄氏のご参加をいただき、マスターズ会員49名を加え、総勢53名と史上最大の参加者数となった旨の報告があり、年々発展していくマスターズ活動の喜ばしい現状が披露された。
 続いて永池会長より、「宗教には基づかないが、宗教の教えと同じ深さをもつスコーレの学びをこれからの2日間の研修で自分の時間と捉えて有意義なものにして欲しい。」との講話をいただいた。
 14時30分より2時間、心身開発トレーニング。
第一部は山下相談役指導によるリラクゼーション禅、第二部は小川本部長・藤田トレーナー指導によるボイストレーニングを行い心身ともに心地よい汗を流した。
 18時からの毎年恒例の大懇親会では30歳代・40歳代・50歳代の研修初参加者のユニークな一人一人の自己紹介スピーチ、さらには掟破り一歩手前のアカペラ披露あり宴会は大いに盛り上がりあっという間の2時間半が過ぎた。宴会終了後は2部屋に分かれて二次会となり、30・40歳代組には永池会長がはいられ、先の太平洋戦争時の河合榮治郎教授についての解説と熱心な意見交換があった。(次頁へ続く)


 当日の写真集はこちらをご覧ください。(会員専用)
 ◆◇ スコーレ・マスターズ メールニュース VOL.007 2005.07.04   ◇◆にて アクセス方法をお送りしております。

 

■ スコーレ・マスターズ 第4回会員総会報告
スコーレ・マスターズ第4回会員総会は、全国から53名(本部からの参加4名を含む)の参加を得て、平成17年6月12日(土)、早朝研修の後、午前9時から三部構成で開催された。
 第一部の議案審議では三橋代表幹事が議長となり、@平成16年度事業報告・決算および監査報告、A平成17年度事業計画・予算案、B全国地区組織体制の3議案が提案され、すべてが承認された。議案審議終了後、全国地区役員、ブロック・リーダーが紹介された。(次頁へ続く)

 新 地 区 組 織 体 制
 第4回会員総会において、現行組織単位である「地区」の運営をより地域性、機動性を活かすため、地区の中に「ブロック」を置くことになりました。各ブロックのリーダー、サブリーダー(*印) は次の通りです。(ブロックを設けた地区のみ記載)

【地区名】 《ブロック名》  〔リーダー名〕
北関東 埼玉北  山口哲生
八王子・多摩 八王子 小俣富雄
多 摩 金井 繁
京 浜 城 西 長久保定夫
城 南 岡本一誠
神奈川 三橋克興
北 陸 石 川 近藤 悠
富 山 笹井喜郎
守川俊信*
長 野 太田孝裕
川島伊佐雄*

 第二部は、永池会長が大邱大学校より「教育学博士」の学位を授与されたことを記念し、@プロジェクターを使っての学位披露と、A会長の記念講話が行われた。
 @では、会長の学帽・ガウンを着けての授与式風景、会長と大学関係者との懇親風景、学位証等が披露された。
 A会長の記念講話は『スコーレ25周年と将来への展望』と題して、現在までのスコーレの歩みと私たちの活動が今日ますます社会から求められていることを熱く、力強く語られた。また、「様々に知恵を絞り、企画や行事でマスターズの組織拡大をはかって欲しい」との強い期待が寄せられた。
 続く第三部は、@IT委員会が作成したマスターズホームページのメールニュース、やインターネット上で会員の色々な意見を交換する広場「パティオ」の開設について、これもプロジェクターを使っての説明が行われた。Aついで意見交換が行われ、最後に、新年度の活動予定となっている危機管理研究会の「アンケート」(別記参照)を配布して終了した。(京浜地区・岡本一誠記)



■危機管理研究会の発足と第2回会員アンケートの実施

  スコーレの17年度活動方針の一つとして掲げたプロジェクト事業のうち、「危機管理の研究」は、家庭を取り巻く内外のリスクに対応するためのシステム構築についての研究・企画をマスターズが本部より委嘱され、17年2月から研究会活動を始めています。
 委員は、山下氏、小俣氏、岡本氏、金井氏の4名に会長と外部からの専門家が随時加わることになっています。
 研究会は5回の会合を経て、「家庭を取り巻く諸問題に何があり、それをどう乗り切ってきたのかを視点に、会員に問い掛けることから始める」こととしました。アンケート表は総会会場で配布されるとともに、総会に参加できなかった方には6月20日に郵送されました。7月20日までに回答を依頼しています。2〜3ヶ月で分析のうえ危機管理の方向性を見つけて行きたいと思っています。まだ未提出の方は是非ご協力ください。


■無料体験受講生募集中
 マスターズ研修は、人生学講座とボイストレーニングを行う原則54歳以下が対象のミドルコースと、原則55歳以上が対象で人生学講座とリラクゼーション禅を行うシニアコースがあり、原則、月1回日曜日10時から12時半まで町田にて開催しています。体験受講は無料です。ご希望の方は、地区リーダーまたは事務局(info@schole-masters.org)までお申出下さい。

■マスターズ会員募集中
 スコーレ・ マスターズは、スコーレ家庭教育振興協会の男性会員が中心となって、仕事や人生における成功体験の蓄積をはじめ、家庭での父親の役割を明らかにし、豊かな自己の確立を目指して活躍しています。
 現在会員を募集中です。詳細は、事務局(info@schole-masters.org)へお問い合わせ下さい。


投稿コーナー

初心者マークで出席
   京浜地区 近藤浩二


 今年4月にマスターズに入会しイキナリ総会に出席したので、早朝研修は初体験でした。進行役の言葉に従うのでスンナリ終えた。姿勢と呼吸の仕方を一つ一つ確認しながらの進め方は、翌朝地元の教室に出た時も同じだった。毎回同じ行為であっても、細かなことも御座なりにしていないと実感した。総会の記念講話で永池会長は体験と実践の大切さを説かれた。しかもスコーレで実践している現在のやり方は、外部講師に頼らず会長がいろいろな体験を通じて自ら編み出したとのこと。あらゆる機会を通じて貪欲にチャレンジしてこそ得られるものがある。我が家でも「食わず嫌いはダメ!」と小学3年の娘と私は合気道教室へ。トホホ、腰痛で私はリタイヤしたけど娘は嬉々として通っている。子供にはいろんな選択肢を示したい。 ところで、総会の懇親会でアカペラ合唱三人組に会長からクレーム。永池会長・・・実は私もカラオケは嫌いではありません。



スコーレ・マスターズ第4回会員総会 及び宿泊研修に参加して
  東海・中部地区  荒川 浩

 普段の生活(仕事での雑踏?)を離れ、一言で表現するならば、「心地よい空間、心地よい緊張感」の中で過ごした2日間でした。 あるとき、妻から、「母親は家庭の太陽であれ」と教えられたと聞きました。この言葉を聞いたとき、私は大学時代のクラブ活動のことを思い出しました。
 私は、ワンダーフォーゲル部に所属し、主将に推挙されました。先代主将との引き継ぎの時、冒頭にひとつ質問されました。「主将には、何が一番必要だと思う?」と。私は、その当時様々な本で学んだ付け刃的なリーダーシップ論を展開しました。その先輩は黙って聞いてから一言「主将は部員の太陽であれ」そう一言だけ言って引き継ぎを終えました。この時のやりとりは今でも鮮明に脳裏に焼き付いています。妻から、「母親は家庭の太陽であれ」という言葉を聞いたとき、駆け引き無しに純粋にクラブ活動に打ち込んでいた頃の自分を思い出し、妻と価値観が一緒であるということを感じました。この研修をきっかけに、これからもどん欲に参加していきたいと感じた2日間でした。



宿泊研修兼第4回会員総会に参加して
   長野ブロック 井上顕太郎


 程良い緊張感で当日を迎え、長野新幹線〜東海道線を乗り継ぎ会場入りし、既に受付を済まされた大勢のマスターズ会員方々から伝わる温かい雰囲気にほっとしました。また特に心身開発トレーニング、そして懇親会で大勢の会員方々との交流に期待を抱きながら、粛々と会が進行される様を見、心地よい緊張を得ることが出来、リラクゼーション禅、そしてボイストレーニングではあっという間に時間が過ぎ、温泉に入る前に心地よい汗をかく事が出来ました。懇親会では素敵なアカペラコーラスを聞きご馳走を頂きながら大勢の方々からお声を掛けて頂き、そして談笑する事が出来ました。翌朝4時半起床で臨んだ早朝研修、そして総会と、とにかくあっという間でした。
 妻、2歳10ヶ月の長男、そして10ヶ月の長女との日々の生活は時間に追われる毎日ですが、スコーレでの学びを通じて日々を楽しく過ごせればと思っています。次回も必ず参加します。有難うございました。




■ 編集後記
  2005年7月7日早朝、ロンドン市中心部にて同時爆破テロが発生した。2012年夏季五輪開催地がロンドンに決定した直後の事であった。平和の祭典オリンピックに暗い影をさすテロリストの存在。最近頻発する天変地異や大事故。一寸先は闇のこの世の中であっても、今この場この時をしっかりと最善を尽くして生きていきたい。(今野))