会長の言葉
No.219
すこ〜れ誌より


世の中の二つの顔


世の中には
二つの顔がある
″正義″を向いた顔と
″利欲″に捉われた顔である

若い時代、人は
世の中の″正義″の顔に魅かれる
そこに、人生の理想を見出し
純真な情熱を燃やして生きる

しかし、年齢を重ねるにつれ
世の中のもう一つの顔の底深さに
足を取られるようになる
あたかも、泥沼に踏み入ったかのように
二つの顔と付き合うようになると
人は利巧になる
利巧になるにつれ
″正義″の顔を忘れる者も出てくる

そんな人間は
年を重ねても″正義″の顔を見続ける者を
「尻が青い」と嘲笑う
自分が世渡り上手と自負するからであろう

しかし、個人も企業も
″正義″の顔を忘れて
″利欲″の顔の虜になった瞬間
世の中を敵にすることを忘れてはならない

世の中にあるのは
一つの顔ではない
二つの顔であることを
人は銘記すべきであろう


    豊 水

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