会長の言葉
No.207
すこ〜れ誌より


″ことば″の怖さ


人は自らの意思を伝えるため
言葉を持った

しかし、言葉は完全ではない
それを補う表情があり
身振り、手振りがある

でも、現実には言葉の行き違いや誤解はしばしばである
ひと言の言葉で傷つき
争いが生まれることさえある

現在、文明が発達して
伝達するための手段がいろいろ生まれた
手紙、電話、そしてメールなど

昔、手紙のやりとりには相当の気遣いが払われた
電話でも相手の言葉は聞こえるが
表情や動作は見えないし、雰囲気も感じられない
ゆえに、大事な話は直に会ってから、となるのが常だ

まして、メールは無機質な文字のやりとりである
実務的な伝達は良いが
心情的な会話はよほど気をつけないと
誤解を生む要素が多分にある

昨今、子供のメールにおける陰湿なイジメが問題になっているが
これは当然であろう

心理的に未発達で、表現能力が未熟
自律の心が未だしの幼少期に
気ままにメールをやらせることは、時として
野蛮人に刃物を持たせるにも似た行為となることを
我われはわきまえておくべきであろう


    豊 水

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